[ロジュマン住吉山手]
印象の高貴
エントランスは、フォルム壁面とのコントラストが美しい淡い色調。やさしい風合いをかもし出すのは、モカクリーム色のライムストーンです。上品な質感を大きな壁面に広げることで、石材ならではの力強さとラグジュアリーな表情を与えました。石貼りのアプローチとダイナミックに交差するダークグレーの床面には600角のイタリア製大判タイルを使用。ガラス張りの風除室へと続くライムストーンの壁と共に、建物の中へとエスコートする導線の役割も果たす意匠です。さまざまなマテリアル、空間を構成するラインや面。こうした要素をバランスよく統合・集約することで、美しいプライベートシーンへといざなう空間を描きました。
格調の変奏
空間の展開はいよいよドラマ性を強め、エントランスホールへと進むとさらに私的な趣を深めていきます。光を放つ乳白色ガラスのカウンターに迎えられ、建物内へといざなうダイナミックで直線的な空間が姿を表します。ストイックな印象を構成する主役のひとつがバーガンティーレッドの壁面です。絶妙な質感と色味、そして光沢は、数回の焼き直しを経て実現したオリジナルタイルならではのもの。壁全体に用いて共用空間に鮮烈な印象を加えるモチーフとしました。ライムストーンの壁や、イタリア製タイルを敷いたフロアはエントランスと共通として、空間の連続性を演出。アイストップとして御影石の壁を据え、天井には乳白色ガラスを用いたトップライトを設けました。異なる素材のひとつひとつが本物の質を伝え、邸宅としての格を物語ります。また、明るさを少し抑えたシックなライティングにより、独創的なデザインを引き立てるなど繊細な感性を行き届かせました。この先には水と光の演出が待ちうけ、シークエンスごとに変奏されていく意外性に満ちた空間のドラマが続きます。
空間の深度
街並みの余韻を旨に帰り着いた方は、これまでご紹介したドラマティックな空間の変化を楽しみながら”ヴィサージュ・コート”のエレベーターホールに導かれます。そこは御影石を積み上げた壁面やトップライトが煌きを添える吹抜けの空間。”アネックス・コート”に住まわれる方は、さらに美しい奥行が用意されています。壁面に割肌調スノーホワイトタイルをボーダー貼りしたスロープが続き、緩やかなアールに沿った開口部から植栽のグリーンを眺めれば、そこはもうギャラリー。鮮やかなバーガンティータイルとライムストーンが構成するスクエアな空間には、大理石のニッチやソファを配置し、語らいの場として演出しました。
敷地内を彩る植栽については、六甲山麓の南斜面に現存する樹木から選定し、住吉山手の環境全体とごく自然に調和するようプランニングしました。季節感や潤いという邸宅創造に欠かせないビジョンは当然のこととして、この地ならではの記憶を受け継ぎ、土地の特性を熟慮した計画です。しかも、樹齢約100年のムクロジをはじめモミジやツバキなど既存の樹木を移植し、かつての面影を次代へと継承してゆく空間を演出。また、現地から採取された御影石を用いたベンチを設けるなど、ここにしかない唯一の趣を記しました。このエリアに多いカシノキやクスノキも採用し、里山を再現するような想いを込めて造り上げています。
 
お問い合わせは「ロジュマン住吉山手」現地販売センター (0120-610-245)
 
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